市場動向調査報告

2019/07/19

先日はお休みしてメガネ店を何件か見てきました

【店舗客員動向】
格安チェーン、量販、高級店、セレクト
その内
高級店だけが賑わっていました

格安チェーンは
何処へ行ってもいつ行っても
だぁ~れも居ません
ただ接客してこないのでじっくり商品を見れました
新宿渋谷など大都会の方は見てないので動向は解らないですが
わざわざ電車に乗って買いに行ってるんですかね?
不思議です

量販店は
地域店化しているように見えます
おじいおばあ向けとして茶飲み話感覚で来店しているっぽいです

高級店だけが
人で溢れ店員さんが対応に追われ
ですのでこちらもじっくり商品を見れました

【商品比較結論】
どこも『似たような』デザインではありましたが
似て非なるという評価です
客層に合わせて提供するのが『店』の安定化ですから
似ているように見えるとは思いますが
品質・材質は勿論ですがサイズ、カラー、シェイプも
同じショッピングモール内でも全然違いました

格安チェーンは本当に異質
トレンドのようで全くトレンドではありません
全てがただただ大きいだけ
デザインとは合理性、機能性ですので
その意から反しており
メガネとしての機能を欠如させ得ないものも多々ありました
一部(4本ほど)使えそうなものはありましたが多くは不細工に見えてしまうでしょう
構造バランスも良くはなく歪んだとき直せないなど2年持ったら良い方です

高級店は、うん、まぁ、、、
高い(笑)
『セットです』『お買い得です』と
コーナーが少々ありましたが
高い(笑)
でも店内のどれもは
日本人に合いやすいジャストサイズ
トレンドの
細めのメタル、コンビネーション繊細で上品な装飾
精鋼なメガネというトラッドトレンドをがっちり取り入れています
ただし高い(笑)
また、トレンド過ぎて色味がありませんでした
こんにちの消費傾向『体験型消費』がないというべきでしょうか
『見てて楽しくない』
上品過ぎるという印象を受けました

セレクトは
買い手を選ぶ故に人は入るのを躊躇します
入店なんかできません
動きや目線で同業を察知できますからアポ入れてから行くべきでしょう
なので外からウィンドウ越し(笑)
商品は申し分なし
TOPデザイナーは抑え、売り筋、売れ筋をわきまえ
見やすい所には目を引くもの
売りやすいものと売りたいものをちゃんと分け
客が回遊して楽しめるようになっていました

総論
ウチの商品は派手ですね(笑)
種類傾向が多すぎ(笑)
バリエーションがありすぎてお客さんが『こういうの』と絞ったときに数がない

特にウチの場合
売りたい商品が『普通のメガネ』なので
『モノが売れない時代』に逆行しはじめてます

【店舗印象】
これは
どこも変わりませんね
『白』『ガラス張り』『解放感』
メガネに馴染みがない人にとっては
どこがどうとか解らないでしょう

どう違う?とアドバイスするとしたら
1、接客です
格安チェーンはほぼ接客しません
離れていきます
声をかけてはじめて接客します
知識も技術もないので聞いてもそんなにメリットもありません
時間の無駄です
勝手に決めて金だけ払ってくれたら
店員は嬉しいのです
量販店は
馴染みの客、常連、近場のおじいおばあが客層なので
はじめての場合、格安チェーン化します
高級店、セレクトは
接客が上手いので動向を読み、空気を読み、何を欲しているのか、どうしたいのか察知しながら
存在を消しているので
聞きたい時にはすぐ横にいますし
じっくり見たい時にはいなくなります
接客されるのが苦手と言う人がいますが
それはちゃんと接客できる店に行ったことがないから
つまり
まともな店に行ったことがない
と解ってしまいます
良い店を知ってる、行く人は接客されるのが好きだと思います

ちなみにウチは狭いので
『はじめましての人が商品を見たいだけといきなり来られても邪魔になることがあります』
何の為のカタログ作ってると思う?
と言いたくなります

『お互いの幸せのために、空気を読んで』
つまり
HPなど調べてからお願いしたいです