「黒縁は何色にでも合う」←納得いかぬ

2015/12/01

「黒」という概念

メガネで黒を使うというのは

店主は難しいと考えてます

スクエアだったりボストンだったり…

印象が全部持っていかれてしまうので

すごく、敏感に捉えてしまいますね

で、なんで黒に対して過剰になるんだろう…

って考えたら 中学の時の美術の授業なんじゃないかと

環境問題をテーマにポスター書こう ってカリキュラムありますよね?

多分あれだと思うんですけど

店主は 宇宙に浮かぶ地球があって

で、地表が砂漠化してるって感じの 外から見ると

地球は美しくなくて茶毛て見えてるかもよー的な イメージしたかったんですけど

まぁ、宇宙は黒で良いだろうと

暗いところに明るい青(コバルトブルー)使おうと

思ったんで

浮き上がって見えんだろうと

考えてたんですよ

で、先生にプロット出す訳じゃないですか

そしたら

「お前、これ…その性格じゃ完成せんぞ?」

って なんのこっちゃ?思て

とりあえずやってみたら分かるって言われて

まぁ、手を付けたんですよ

したら、黒から塗ってく訳じゃないですか

暗いから沈んで見えるはずじゃないですか

違うんですよ

黒がね、鮮やかなんですよ

めちゃくちゃ明るいんですよ

目立つんですよ

あれ⁉って思て

ブルーの方が沈んで黒が浮かび上がってくるんですよ

黒なのに角度で白っぽくなったり

反射するんです

どんなに塗り重ねてもダメなんです

浮き上がって見えるんです

2~3コマ使って

ずっと黒ばっかり塗ってて

提出になっても黒のところで行き詰まって

先生に

「分かったろ?黒を表現するのは難しいんだよ

漆黒とか闇というのは色ではなくて光がない状態

光がない状態を色にするのは難しい

逆に白っていうのは

光が重なって全ての色が含んだ状態

色の組み合わせっていうのは

光の波長の組み合わせのことをいう

色相、明度、彩度…云々」

そういった、トラウマがあり

黒を差し込むという 難しさ…

しかも、メガネで…

一番目立つ部分に…

他の「色」を全てを吸収し 圧倒する黒

無難に黒…

なーんて言葉を聞くと

「マジで⁉」 って気分です

無難じゃないでしょうよ…と

メガネの形が

くっきり~~‼しますんで

逆に個性的に

無難という概念からは正反対だと思うんですよ

なので、店主は

「黒」を色ではなく

明るさとかコントラストとしか 感じれません

シェイプのユニークさや陰影…

強調させるライン…

そういった使い方での

「黒」はほんとにおしゃれに思います